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キアンティ・クラッシコ コレクション
               |コネクション 2021 TOKYO

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Chianti Classico Connection 2021 TOKYO

イタリアの代表ワイン「キャンティ・クラシコ」

その中でも こだわりの詰まったキャンティ・クラシコ!

 キアンティ・クラッシコ コレクション/コネクション 2021 TOKYOが、

コロナが鎮静化してきた20121年11月1日に

ザ・ペニンシュラ東京 ザ・グランドボールルームにて開催された。

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72のワイナリーより185種類のキアンティ・クラッシコ ワインに加え、
ヴィンサントとオリーブオイルも紹介された。準備されたワインの質の高さと多さに驚く!
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キアンティ・クラッシコ(Chianti Classico)とは

キャンティ・クラシコって何なのでしょうか?

​ここで、ちょっと見識を風呂めてみましょう。

しかし・・・・ワイン名のキャンティは聞きおぼえがあるけれど、キアンティ・クラッシコとは何が違うのでしょうか?

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キアンティとは、トスカーナ州の中央部に位置するキアンティ地方のことで、なだらかな丘陵地帯に果てしなくブドウ園が広がる、イタリア屈指のワイン産地。元々はキアンティ地方で作られたワインすべてをキアンティと呼ばれていたのが、その人気が高まるにつれ、キアンティ地方以外の周辺地域で作られたワインもキアンティの名で販売されるようになったそうです。

キアンティ地方内で生産された上質なワインと、その周辺地域の安かろう悪かろうなワインすべてキャンティの名で一緒にされては困ると、キアンティのブランド崩壊に危機感を抱いた優良な生産者たちが、1924年に「キアンティ・クラッシコ協会」を設立。

シンボルは『黒い鶏』その由来には800年前、都市国家が乱立していた

イタリアでも有力な『フィレンツェ』と『シエナ』も激しい戦いを繰り広げていた。

埒が明かないと両者はある取り決めをした。

それは、夜明けを告げる鶏の鳴き声を合図に2つの都市から騎士を走らせ

両者が出会ったところを国境に定めるという取り決め。

フィレンツェは黒い鶏を選びシエナは普通の白い鶏を選んだ。朝を待つ両者ところが、フィレンツェ側はある奇策を弄した。黒鶏に前日から餌を与えなかった!

そのためお腹をすかせた黒い鶏は夜明けを待たずに鳴き声を上げ、

その結果フィレンツェの騎士はシエナよりも何時間も早くスタートを

切りることができたことで有利となった。

そんな逸話のイタリア語で黒い鶏を“ガッロ・ネロ(Gallo nero)”

キャンティ・クラシッコのシンボルマークとなったそうです。

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​キャンティ・クラシコには、

ボトルのどこかに必ず

黒の鶏のマークがついています。

その中でもトスカーナ州のキアンティで生産されるキアンティ・クラッシコは、赤ワイン用のブドウの品種であるサンジョヴェーゼ(イタリアでも最も有名な品種で、南北アメリカ大陸でも栽培される国際的な品種)を原料として、強い酸味とやや強い渋みがあるフルーティーな香りが特徴。

キアンティ・クラッシコは、このサンジョヴェーゼを80%も含んでおり、酸味と甘味のバランスがとれた品質の高いワイン。1984年にはイタリアワインの格付け最高位のD.O.C.G.にも認定され、この認定以降キアンティ地方で作られたワインをキアンティ・クラッシコ(伝統的な地域で生産されるキアンティ)と呼ぶようになったそうです。そして原料でもあるサンジョヴェーゼを使用する割合もキアンティとキアンティ・クラッシコとでは異なり、キアンティが75%以上であるのに対し、キアンティ・クラッシコは80%という規定を設けているとのことで、キャンティ・クラシコが厳選されたワインという証であることが理解できます。

サンジョヴェーゼ(ブドウの品種名)直訳すると「ジュピター(ローマ神話に登場する神)の血」と呼ばれるように、古くから存在するブドウと言われており、その年の気候によってサンジョヴェーゼの出来映えやワインの味も変わる。暑い年になると濃厚な味でアルコール分も高く、長期的に熟成できるワインに仕上がり、一方、涼しい年では酸性とタンニン(渋み)が強くなる傾向。

キアンティ・クラッシコは最低でも11ヶ月間熟成。(キアンティが4ヶ月熟成)長い時間をかけて熟成させるため、キアンティ・クラッシコは酸味と甘味のバランスがとれた上質なワインに仕上がり。そのアロマ(ブドウの発酵段階で生まれる香り)はグランベリーやプラムなどの果実を思わせるフルーティーな香り。​ぜひキャンティ・クラシコを味わってください。

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取材を終えて筆者、ほろ酔い気分で銀座バール・デルソーレ2Dueで、遅い昼食に生ハムピッツァ!コロナも落ち着いてきたこの頃、ゆったりとイタリアンなキャンティ・クラシコとピッツァを楽しむ日常を取り戻し、毎日が「ドルチェヴィータ」=”甘い生活,気ままな自由な生活”になることを願い銀座を後にしました!

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